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夏休み最後の日

夏休み最終日。
目覚まし時計をかけずに寝たのに、10時前に目が覚めてしまう。
首の後ろ(うなじというやつですな!)に汗をかいていて、二度寝するのさえ面倒くさくなり、涼をもとめて冷蔵庫をあけにいったところ、朝なのにお腹いっぱい状態なのに気がついてああ昨日も食べ過ぎてしまった…とちょっと後悔する。
昨日は中華食べ放題、4段重ねスペシャルパンケーキ、へぎそばの店でサラダとか鯨とかへぎそば、ビール、焼酎蕎麦割り、久保田千寿、夜12時すぎから野菜炒め、ポップコーン、シークァーサーはちみつサワーを食べたり飲んだり。
誰がどうみたって食べすぎである。

山手線の中と、寝る前にベッドの上で「桜庭一樹読書日記」を読み始める。
本も好きだし、本を読んでる人も好きなので、その本っぷりにわくわくする。水村美苗と辻邦生の「手紙、栞をそえて」を読んだときもうわあと愉悦を覚えたのあけど、それとはまた違った本への愛を感じて幸せになりながら眠る。

これも読みたいあれも読みたい、と読みたい作品リストを頭に作っては、わが家の積読本を見て溜息をつく。懐かしい出会いもする。読書日記の五月に引用されている、アメリー・ノートン「畏れ慄いて」、知らないこの作家と思っていると、あれ、これ映画で見たことある!とスクリーンがよみがえってきた。日本企業で働くベルギー人女性を主人公とした、女の争いとかが描かれていたはず。トイレ掃除している主人公の姿をなんとなーく思い出す。トイレ掃除をなんでやらなきゃいけないのか、不満で不満で、トイレに入ってくる男性社員にいやがらせしてたような。すごい顔だった。
調べてみると、アラン・コルノーというフランス人監督の2003年の作らしい。一般公開はされていないとのことだから、アテネ・フランセのフランス映画特集とかで見たのだと思う。へー、とひとりなんだか納得。ヒッチコック劇場を見て、これ小説で読んだことある!とロアルド・ダール原作脚本の「兇器」に気づいたとき以来の出会いである。大げさだな。

まあとにかく桜庭一樹に影響されて書いてはみたものの、続くのかはなぞなのです。
夏休み、本当に(本島って変換されるよー)楽しかった。
幸せをなんどもかみしめました。
by ninetetra | 2007-08-14 11:40 | 日常


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